サクサク食感が魅力!「クランキー」開発秘話
ロッテのお菓子のおいしさの秘密を探る「探検 お菓子の原材料」。今回は、サクサク食感がおいしい「クランキー」シリーズの開発秘話に迫ります。
後味のキレにこだわる!
「クランキー」シリーズは現在、大きく分けると、板チョコ形状の「クランキー」「クランキー<クッキー&クリーム>」など、ボール形状の「クランキービッツ」や「クランキーポップジョイ」シリーズ、個包装になっている「クランキーエクセレント」「クランキー<袋>」などを展開しています(2021年12月現在)。
発売以来、サクサク食感にこだわる「クランキー」シリーズ。その味わいは、嗜好(しこう)の変化をとらえた改良を重ね、進化を続けています。なかでも、研究員たちが工夫を凝らしているのは、モルトパフとチョコレートの絶妙なバランスのとり方です。
「ここ数年の傾向としては、チョコレートにすっきりした後味を求めている、そんな印象です。そこで現在は、後味のキレにこだわっています。一口目はしっかりとチョコレートを感じられるようにする。そして、最後はパフと一緒にチョコが溶けてなくなるよう設計し、もう一口食べたくなるように調整しています。そのためには、チョコレートとモルトパフの組み合わせ方を見直したほか、モルトパフの表面を固くしてサクサク感を強化。これは、原材料や製造条件などを調整することで、実現できました」(ロッテ中央研究所・チョコレート研究課 小川愛)
全部あわせて24種類!「鬼滅の刃デザイン」話題に
このところ「クランキー」シリーズは、ファン拡大に向けて、さまざまな商品を提案しています。
大人向けとしては、コンビニエンスストア・駅売店限定の「クランキーポップジョイ」シリーズから、ここ数年、年に1、2回のペースで「大人の一粒」シリーズを販売しています。2021年6月に登場した「大人の一粒 クランキーポップジョイ<アーモンド&ヘーゼルナッツ>」は、アーモンドとヘーゼルナッツの香ばしい味わいがポイントです。
「カジュアルに楽しめる『クランキー』を、プレミアムとまではいかないまでも、ちょっとだけぜいたくに楽しめる設計としたところがポイントです。モルトパフの軽さだけでなく、2種類のナッツの素材感を楽しめるように工夫しました」(ロッテ中央研究所 小川)
若年層向けには、2021年8月、アニメ『鬼滅の刃』とコラボレーションして、「クランキー」のパッケージが鬼滅の刃デザインで登場し、話題に。「クランキー 鬼滅の刃デザイン」と「クランキー<クッキー&クリーム>」には、12種類ずつ(2つあわせると24種類)のパッケージがあり、それぞれにキャラクターが描かれています。
このパッケージにはユニークな仕掛けがありました! パッケージの裏面に、切り取って遊べる、キャラクターの簡易なペーパークラフトを用意。さらに、12種類のパッケージをすべて集めると、天面(パッケージ上部)に、鬼滅の刃の「名言」の数々が浮かび上がる仕様でした。注目した人も多く、SNS上でも話題になりました。
「クランキー」のサクサク食感を、どんなシーンでも楽しんでほしい――。そんなねらいから、2021年9月に登場したのが「クランキービッグパウチ」(コンビニエンスストア・駅売店限定)。なんと、ひとくちサイズの「クランキー」がたっぷり76g入りです。チャック付きのパウチなので、自宅でいつでも、気軽に楽しめます。家族でシェアするのにもぴったりです。
「いまは、リモートワークで働く機会も多く、人によっては家にいる時間が増えたのではないでしょうか。サクサク食感で、軽く食べられる『クランキー』は、仕事の合間、そしてテレビを見るときなどのリラックス時間にもぴったりなお菓子。もちろん、この先通勤の頻度が戻っても、オフィスでもぜひ『クランキー』を楽しんでほしいです」(ロッテ中央研究所 小川)
2022-01-04
の こだわり
ゆるくてかわいい「クランキーぼうや」
「クランキー」シリーズの公式キャラクター「クランキーぼうや」をご存じですか?
クランキーぼうやは、クランキータウンの平和を守るため、愛馬のロテリア・クランキッド・フォース3世(※ママがプレゼントしてくれた木馬のおもちゃ)とともに、日夜街のパトロールをしている(つもり)――そんな愛されキャラなのです。
作者は、くせがあるかわいいどうぶつキャラを中心に人気のイラストレーター・まんが家、にしむらゆうじさん。クランキーぼうやの愉快な日常を描いた4コマ漫画(全12話)は、「クランキー」の公式サイト内で絶賛公開中です。
2021年9月から、LINEスタンプも販売中。街の平和を守るため、日夜奮闘するクランキーぼうやのちょっぴりとぼけた日常をスタンプで表現しています。クランキーぼうやのいろんな表情をお楽しみください!