ガーナの方々が大切に育ててくれたカカオをあますことなく有効活用したい、そしてガーナの子どもたちを応援したい、この2つの思いからカカオハスクを有効活用した「ReCacao Note」をお届けするプロジェクトをはじめました。
少しでも勉学の環境サポートになればと考えています。
カカオハスクとは?
チョコレートの原料であるカカオ豆のまわりを包んでいる皮のこと。製造の過程で取り除かれる部分でロッテでは主にこれを肥料や飼料として使っています。
2024年10月にロッテの社員がガーナの小学校・中学校を訪問し、ReCacao Noteを寄贈しました。
また、子どもの知的好奇心を高めるきっかけになったらと、日本、ガーナそれぞれの小学校で、子どもたちがどのような生活をしているのかなどを伝える授業を行いました。
ロッテの社員がガーナを訪問し、
子どもたちにReCacao Noteを届けました。
子どもたちは、
早速ノートを使ってくれました。
日本の子どもたちが
どのような生活をしているのかなど、
日本について紹介する授業も行いました。
日本の子どもたちの質問に
答えてもらいました!
日本の子どもたちが考えた“ガーナの子どもたちに聞いてみたいこと”を、ガーナの子どもたちに答えてもらいました。
- Do you enjoy school?
(学校は楽しいですか?) - Yes! Reading and calculation.
(はい!読んだり、計算したりしています。)
- How old are the children at school?
(学校に通っている子どもたちは何歳ですか?) - They are ten to fourteen years.
(10歳から14歳です。)
日本の子どもたちに、ガーナがどのような国なのか、また、ガーナチョコレートブランドの生産国への取り組みをReCacao Noteを紹介しながら伝え、“新しい世界を知る楽しさ”を体験してもらいました。
ロッテやチョコレート、ガーナについて
クイズを出しながら、授業しました。
子どもたちは積極的に発言したり、
メモを取ったりとガーナに興味津々でした。
ガーナに興味をもった
日本の子どもたちから
ガーナの子どもたちへの
質問を預かりました。
ガーナに興味をもった子どもたちに、
ガーナの子どもたちに「聞いてみたいこと」を
考えてもらいました。
子どもたちの質問はロッテの社員が預かりました。
最後はみんなで記念撮影。
2023年10月、ロッテの社員がガーナを訪問、取材しました。
熱心に授業を受けている姿が印象的でした。
子どもたちが今使っているノート。
参考にして、子どもたちが使いやすいReCacao Noteを届けたいと思います。
訪れた小学校で記念撮影。
Ghanaもプレゼントしてきました!
子どもたちの笑顔がまぶしかったです。改めて、子どもたちを応援していく活動への思いが高まりました。
世界的にカカオ豆の需要が拡大しており、カカオ豆を持続的かつ安定的に調達することは事業活動にとって重要な課題です。そのため、ロッテでは持続可能なカカオ産業の実現に貢献する活動をロッテサステナブルカカオと名付け、その活動に基づいた豆の調達を拡大していきます。
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01. 地域指定購入
サプライヤーと協力し、ガーナのカカオ豆を地域指定購入しています。
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02. CLMRS
指定購入と同地域においてCLMRS(児童労働監視改善システム)による支援を実施しています。
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03. 目標設定
このように調達したカカオ豆をロッテサステナブルカカオと名付けて、その調達割合の拡大をESG中期目標で掲げています。
地域指定購入
生産地が抱える様々な課題のうち児童労働の撤廃に向けた取り組みからスタートしています。地域指定購入は、調達する生産地域を指定し、そこから調達するカカオ豆に一定の割増金(プレミアム)を上乗せして支払うもので、割増金がその地域におけるCLMRS(児童労働監視改善システム)に使われます。
CLMRS
児童労働監視改善システム
Child Labor Monitoring and Remediation System
児童労働監視改善システム
Child Labor Monitoring and Remediation System
カカオ豆の生産地で、児童労働の撤廃に向けて取り組んでいる活動が、現地のパートナーと協力して行っているCLMRSによるモニタリングです。CLMRSは子どもが学校に通うことの大切さや児童労働の定義などについての啓発からスタートします。そして、児童労働を発見・是正することはもちろん、モニタリングによって地域ごとに異なる課題を明らかにし、フォローアップにより継続的な改善を行うことを目的としています。