固有種のマーチ

第2弾

固有種のマーチ 日本編 発売! 固有種について遊んで学べる大きなコアラのマーチ 「固有種のマーチ」オリジナルパッケージ第2弾は“日本編”。日本は島国でありつつ、南北に長く国土が伸びていることからさまざまな固有種が生息している国です。実は固有種な日本の生き物たちにコアラのマーチくんがなりきって登場です。ぜひお楽しみください。固有種について遊んで学べるカレンダーも付いてます!
コアラのマーチのシェアパック&日本の固有種が学べるカレンダーのセット!
パッケージは日本の固有種について学べる
サイズは通常のコアラのマーチの2倍のビックサイズ!
日本の固有種が学べる!カレンダー付き!(対象年齢5歳〜) 固有種のクイズができるよ! 家族みんなで楽しくあそべる!学べる!
coming soon
日本の固有種 絵柄図鑑「固有種のマーチ」オリジナルパッケージ第2弾は“日本編”。日本は島国かつ、南北に長く国土が伸びているため、さまざまな固有種が生息しています。第2弾はコアラのマーチくんが、実は固有種だった身近な日本の生き物たちになりきってご紹介します!
  • ニホンザル 寒いところでも平気!雪あそびをして温泉で温まるよ
    くわしい説明
  • キジ 派手な色でメスにアピールするよ
    くわしい説明
  • ニホンカモシカ シカとついているけどウシのなかまだよ
    くわしい説明
  • ムササビ 木から木へととび移る空とぶ座布団!?
    くわしい説明
  • ニホンイシガメ お金に似てるからゼニガメともよばれるよ
    くわしい説明
  • オオサンショウウオ 町中にも現れる世界最大級の両生類
    くわしい説明
  • メダカ 目が高いところにあるから「メダカ」なんだよ
    くわしい説明
  • サワガニ じつはめずらしい!淡水で一生をくらすカニ
    くわしい説明
  • ワサビ 菜の花のなかまでカラシとも親せき!?
    くわしい説明
  • ヤマザクラ 江戸時代 花見と言えば ヤマザクラ
    くわしい説明
  • ニホンミツバチ みんなで協力してスズメバチともたたかうよ!
    くわしい説明
  • ゲンジボタル おしりをピカピカ光らせプロポーズ!
    くわしい説明
coming soon

売り上げは固有種を守る活動支援に役立てます 『固有種のマーチ』の活動で得た売り上げの一部は、コアラ基金への寄付をはじめとした、固有種を守るためのさまざまな活動支援に役立てていきます。活動の様子についても今後、『固有種のマーチ』のサイト内で発信をしていく予定です。

コアラ基金について
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ニホンザル
ニホンザル

さむいところでも平気へいきゆきあそびをして温泉おんせんあたたまるよ

分類ぶんるい:サルもくオナガザルマカクぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう山林さんりん

世界せかいには、たくさんのサルのなかまがいますが、なかでもニホンザルはゆきがふる地域ちいきでくらす、めずらしいサルです。とくに、青森県あおもりけん下北しもきた半島はんとうのサルは、世界せかい一番いちばんきたにすむサルとして有名ゆうめいです。ながけん地獄谷野猿公苑じごくだにやえんこうえんという公園こうえんのあたりにすむサルも有名ゆうめいで、さむふゆには温泉おんせんはいってあたたまります。れでくらし、ザルたちはじゃれあったり、ふゆ雪玉ゆきだまつくったりしてよくあそびます。動物どうぶつえんでニホンザルをるときに、おしりに注目ちゅうもくしてみましょう。すわるときにクッションのような役割やくわりをする、「しりだこ」というこぶのようなユニークな部分ぶぶんがあります。

キジ
キジ

派手はでいろでメスにアピールするよ

分類ぶんるい:キジもくキジキジぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう草地くさち田畑たはた

そのくに代表だいひょうするとりを「国鳥こくちょう」といい、日本にほん国鳥こくちょうはキジです。代表だいひょうだけあって、キジのオスはなが尾羽おばねからだみどりからあおかおあか派手はでうつくしいすがたをしています。なぜこんなに派手はでなのかというと、自分じぶんうつくしさをアピールしてメスにってもらうためです。ちなみに、メスは茶色ちゃいろっぽい地味じみいろをしています。キジが国鳥こくちょうえらばれた理由りゆうには、むかしから日本にほんしたしまれていること、オスはいさましくメスは愛情あいじょうふかいことなどがあげられます。昔話むかしばなしの「ももろう」のおともにキジがえらばれたのも、勇気ゆうきがあっていさましいとりだからかもしれませんね。

ニホンカモシカ
ニホンカモシカ

シカとついているけどウシのなかまだよ

分類ぶんるい:ウシもくウシカモシカぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう山地さんち

名前なまえに「シカ」とついていますが、ウシにちかいなかまです。毛皮けがわにくなどを目的もくてきに、ひとにとられてかずがとてもりましたが、保護ほごされていまではかずえています。やまでくらし、けわしいがけやいわをのぼるため、足先あしさきのひづめががんじょうにできています。りょうしたにはそれぞれくろあながあり、まるでが4つあるようにもえます。このあな眼下がんかせんといって、においがます。眼下がんかせんえだいしなどにこすりつけて、ここが自分じぶん縄張なわばりであることを主張しゅちょうします。氷河ひょうが時代じだいからのふる特徴とくちょうのこ動物どうぶつで、きている化石かせきといわれます。

ムササビ
ムササビ

からへととびうつぞらとぶ座布団ざぶとん!?

分類ぶんるい:ネズミもくリスムササビぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅうおお場所ばしょ

日本にほんでくらすげっ歯類しるい(ネズミのなかま)では最大級さいだいきゅうおおきさ。ムササビは、からへととんで移動いどうしてくらし、あまり地面じめんにおりません。まえあしとうしろあしとあいだに、ふでできた皮膜ひまくがあり、それをひろげてグライダーのようにかぜり、30~80mの距離きょりをとぶことができるのです。皮膜ひまくひろげてとぶとからだ四角形しかくけいえ、ちょうど座布団ざぶとんのようなかたちおおきさなので「そら座布団ざぶとん」というニックネームがついています。ながもあるので、さらにおおきくかんじます。昼間ひるまにあいたあななかつくったやすみ、よるになると活動かつどうします。

ニホンイシガメ
ニホンイシガメ

かねてるからゼニガメともよばれるよ

分類ぶんるい:カメもくイシガメイシガメぞく

生息域せいそくいき関東かんとう甲信越こうしんえつより西にし本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅうかわいけ

まるくかわいらしいかおをしているカメです。本州ほんしゅうのカメで日本にほん固有種こゆうしゅはイシガメだけですが、環境かんきょう変化へんかや、外来種がいらいしゅにすみかをとられるなどして、かずっています。そのため、むかしはよくわれていましたが、いまでは飼育しいく禁止きんしとなっています。とくガメはゼニガメとよばれていて、これはまるからだかたち黄色きいろっぽい甲羅こうらいろぜに(おかね)のようだということで、づけられました。ガメのころは、おしりの部分ぶぶん甲羅こうらがノコギリみたいにギザギザしていますが、おとなになるにつれて、ギザギザがすりってあまり目立めだたなくなります。甲羅こうら黄色きいろっぽいのは背中せなかがわだけで、おなかがわくろいろをしてます。

オオサンショウウオ
オオサンショウウオ

町中まちなかにもあらわれる世界せかい最大級さいだいきゅう両生類りょうせいるい

分類ぶんるい:オオサンショウウオオオサンショウウオぞく

生息域せいそくいき岐阜県ぎふけん以西いせい本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう一部いちぶかわ

世界せかいでも最大級さいだいきゅうおおきな両生類りょうせいるいです。一番いちばんおおきなもので、体長たいちょうやく1.5mという記録きろくがあります。きれいなかわじょうりゅうにいることがおおいですが、町中まちなか川辺かわべなどにあらわれることもあり、つけたひとをびっくりさせます。昼間ひるまいわあいだなどでやすみ、よるになると活動かつどうします。ずんぐりむっくりとしたすがたで、うごきがおそいようにえますが、さかななどの獲物えものをとるときは、おおきくてちからつよくちをすばやくガバッとあけて、まるのみにします。

メダカ
メダカ

たかいところにあるから「メダカ」なんだよ

分類ぶんるい:ダツもくメダカメダカぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう沖縄おきなわかわいけ

小川おがわいけなど、身近みぢか水辺みずべられるさかなでしたが、すみかの環境かんきょうわったりしてかずり、いまではなかなかられなくなりました。ちいさなすがたがかわいらしく、むかしからいえわれる飼育しいくぎょとしてもしたしまれてきました。メダカは、おおきなかおたか位置いちにあるので、「目高めだか(メダカ)」という名前なまえがつきました。うえにあるほうが、水面すいめんいているものや、そらからくるとりなどの天敵てんてきなどがつけやすいからといわれています。むかしは、メダカは1しゅだけとかんがえられていましたが、研究けんきゅう結果けっか、「キタノメダカ」と「ミナミメダカ」の2しゅけられることになりました。

サワガニ
サワガニ

じつはめずらしい!淡水たんすい一生いっしょうをくらすカニ

分類ぶんるい:エビもくサワガニサワガニぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅうかわ

サワガニの「サワ=さわ」は、みずがたまったところややまたにといったがあり、そののとおり、きれいなかわじょうりゅうから中流ちゅうりゅうにくらすちいさなカニです。さかな昆虫こんちゅう、ミミズや水草みずくさなど、いろいろなものをべてくらしています。じつはサワガニのように、一生いっしょう淡水たんすいきるカニはめずらしく、淡水たんすいのカニでもおおくはたまごうみ産卵さんらんし、ガニはうみまれてかわにもどってきます。サワガニのからだいろ赤茶あかちゃあかあお灰色はいいろくろっぽいものなどいろいろです。これはものやすみかの環境かんきょうなどが関係かんけいするといわれています。

ワサビ
ワサビ

はなのなかまでカラシともしんせき!?

分類ぶんるい:アブラナもくアブラナワサビぞく

生息域せいそくいき北海道ほっかいどう本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅうやま渓流けいりゅうなど

野菜やさいなど栽培さいばいされている植物しょくぶつなか日本にほん固有種こゆうしゅすくないのですが、ワサビはその数少かずすくないひとつです。つめたくきれいな水辺みずべそだち、野生やせいのものはやまあいの水辺みずべなどにえています。じつはワサビは、はななどのアブラナのなかまで、4まいはなびらが十字じゅうじがたについたはなかたちは、アブラナのなかまの特徴とくちょうています。ツーンとしたからさが特徴とくちょうですが、これはくき部分ぶぶんをすりおろしたものです。ちなみに、から調味料ちょうみりょうのカラシも、カラシナというアブラナのなかまのたねからできているので、ワサビとカラシはしんせきのようなものなのです。

ヤマザクラ
ヤマザクラ

江戸時代えどじだい花見はなみえばヤマザクラ

分類ぶんるい:バラもくバラサクラぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう山地さんち

サクラというと、公園こうえん学校がっこう街路樹がいろじゅなどにえるソメイヨシノが有名ゆうめいですが、ソメイヨシノはひとつくった栽培さいばい品種ひんしゅです。代表的だいひょうてき野生やせいのサクラといえば、ヤマザクラです。江戸時代えどじだいよりまえは、サクラの花見はなみといえばヤマザクラでした。そののとおり、やまえていて、によってしろからうすいピンクいろはなかせます。はるになると、新緑しんりょくやまのところどころに、ヤマザクラのしろっぽいいろがモザイクのようにくようすがられます。ソメイヨシノははないたあとてきますが、ヤマザクラははな同時どうじるのが特徴とくちょうです。

ニホンミツバチ
ニホンミツバチ

みんなで協力きょうりょくしてスズメバチともたたかうよ!

分類ぶんるい:ハチもくミツバチミツバチぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう沖縄おきなわ平地へいち山地さんち

日本にほんでくらすミツバチには、もとから日本にほんにいるニホンミツバチと、海外かいがいからちこまれたセイヨウミツバチがいます。ミツバチは、ひとやくってくれるハチです。幼虫ようちゅうそだてるために、はなのみつや花粉かふんあつめますが、そのあつめたはちみつをひと利用りようしたり、はなのみつをあつめるときにミツバチのからだについた花粉かふんが、ほかのはなへとはこばれて受粉じゅふんすることで、くだものや野菜やさいそだ手伝てつだいをしたりします。天敵てんてきのスズメバチがをおそいにきたときは、なんびゃっぴきものミツバチがスズメバチをかこんで、体温たいおんねつしてよわらせます。ねつでスズメバチとたたかうわざは、ニホンミツバチだけしかしません。

ゲンジボタル
ゲンジボタル

おしりをピカピカひからせプロポーズ!

分類ぶんるい:コウチュウもくホタルホタルぞく

生息域せいそくいき本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう沖縄おきなわかわ

初夏しょかよるに、水辺みずべひかるすがたをせるゲンジボタルは、日本にほんのホタルのなか一番いちばんおおきく、ほかのホタルよりもあかるくつよひかりします。ホタルは、おしりにあるひかるための器官きかんで、ついたりえたりをくりかえひかりします。どうしてホタルがひかるのかといえば、オスとメスが相手あいて場所ばしょらせるためです。ホタルは、昼間ひるまくさむらなどでやすんでいて、よるになると活動かつどうします。くらなかでも目立めだひかりで、おたがいをつけてプロポーズします。ちなみに、ゲンジボタルのひかりのはやさは地域ちいきによってちがい、東日本ひがしにほんよりも西日本にしにほんのほうが、すこしはやくひかります。