その歯と100年。キシリトールプロジェクトとは

「世界一幸せな国※1」といわれるフィンランドでは、国民の94%※2が「歯の健康のためにキシリトールを摂取した経験」があり、18歳未満の子供がいる家庭の67%※3が日常的にキシリトールを摂取しています。
また、家庭内だけでなく幼児教育施設や小学校でも摂取が推奨されていて、一部の地方自治体では自治体がキシリトールの費用を負担し子どもたちに提供されており、セルフケアの基本である歯みがき・フッ化物入り歯みがき剤の活用とともに、キシリトールが生活に取り入れられています。
ロッテはこの習慣に改めて注目。「歯みがき・フッ化物・キシリトール」と「定期的な歯科健診」を日本でもっと普及させていく取組として「その歯と100年。キシリトールプロジェクト」を発足いたしました。このプロジェクトでは自治体や歯科医師会、市民の皆様と共にキシリトールを通じた「むし歯のない社会」を作り上げていくことを目指していきます。
※1 世界幸福度調査2020 ※2,※3 ロッテ調べ

  • 活動目標
    2028年に歯と口の健康のためにキシリトールを生活に取り入れている人の割合(国内)を2028年に50%
  • 活動目的
    「歯みがき・フッ化物・キシリトール+定期健診」を普及させ、「キシリトールを通じ日本の歯の健康維持に貢献する」
  • 活動内容
    1. 1歯科医師会や自治体と連動したむし歯予防プログラムの推奨
    2. 2保育園・幼稚園等教育機関へのキシリトールの提供

94%が

歯のためにキシリトールを
摂取した経験がある

ロッテ調べ(n=1000)
67%が

家庭で毎食後にキシリトールを
摂取している

ロッテ調べ(n=280) 18歳未満の子どものいる家庭

キシリトールラムネ
導入自治体募集中

キシリトールラムネ・サーバーを保育園や幼稚園に約1年間無償提供いたします。
本取り組みにご興味を持たれた自治体様は下記の窓口までお問い合わせください。

自治体様向け問合せ窓口

お電話番号
0120-651-368
受付時間
9:00~17:00
(土、日、祝日、夏期・年末年始休業期間除く)

保育園様・幼稚園様ご購入窓口

ロッテオンラインショップでのご購入はこちら

福島県会津若松市

本プロジェクトの第一弾として、福島県会津若松市内の保育園・幼稚園10園でキシリトールラムネ・サーバーの提供が行われています。
(2023年5月11日時点)

導入園からのコメント
子ども達は、園生活で友達と一緒にうがいや歯みがきを進んで行い、習慣にしています。キシリトールタブレットを摂取することが毎日の楽しみで、グレープ味かイチゴ味どちらが口に入るか、きちんとうがいや歯みがきをしたら食べられるという『ごほうび』にもなっています。「自主的にうがいや歯みがきをするようになった」、「頑張って歯医者さんに行くようになった」、と保護者の方からお話がありました。歯を大切にするためは毎日コツコツと積み重ねていくことが大切であり、園と家庭とで引き続き努力していけるといいなと思います。

北海道

北海道では道内の施設23園でキシリトールラムネ・サーバーを配布しています。
(2023年5月11日時点)

北海道庁 地域保健課 コメント
道では「北海道歯科保健医療推進計画」の下、歯と口腔の健康づくりの施策に取り組んでいます。むし歯予防には、規則正しい生活習慣、毎日の歯みがき、定期的な歯科健診が効果的です。特に、幼児期に身についた習慣は生涯を通じ歯と口の健康を守ることにつながります。この度、民間企業との協働の一環として御提案を受け、お子さんや保護者の方が歯を大切に考えるきっかけの1つとして効果的な取組であると判断し、道立保健所を通じ各市町村へ情報提供を行いました。今後ともむし歯のない社会の実現に向け御理解と御協力をお願いいたします。

青森県五所川原市

青森県五所川原市では、市内の施設13園でキシリトールラムネ・サーバーを配布しています。
(2023年5月11日時点)

青森県 五所川原市
佐々木 孝昌市長 コメント
五所川原市では、平成27年3月に「五所川原市歯科口腔保健の推進に関する条例」を、令和2年3月に「五所川原市歯科口腔保健計画」を制定し、生涯にわたる歯と口の健康づくりを推進しています。
当市は、幼児のむし歯保有率が24.8%と高いことから(令和元年度3歳児歯科健診結果むし歯保有率 国平均:11.9%、青森県平均20.4%)、ライフステージ別では乳幼児を最も重視して取り組むこととし、歯科検診をはじめ無料フッ素塗布や甘味食品・間食の取り方の栄養相談等、保護者の意識を高める働きかけを行っています。この度は、ロッテ様のキシリトールプロジェクトに当市を選んでいただき大変光栄に思います。これまでの歯みがき指導に加え、幼稚園・保育園生活において友だちと一緒にキシリトールラムネを摂取する楽しさを感じることで、幼児及び保護者のむし歯予防への意識がさらに高まるものと期待しています。

神奈川県海老名市

海老名市では市内の施設9園でキシリトールラムネ・サーバーを配布しています。
(2023年5月11日時点)

海老名市
さがみ愛子園・ふたば愛子園コメント
私たち愛子園ではこのラムネを、さがみ愛子園の年中・年長のクラス計49名、ふたば愛子園の年長クラス22名の子どもたちが食べています。キシリトールはイチゴやレタスにも含まれる成分なので、安心して全員に食べさせられます。また、ぶどう味が子どもたちに人気で、進んで食べてくれるため、保護者の方々からも好評です。子どものお口の健康につながる取り組みができ、園としても大変有意義に感じています。最近では保護者様のお声から、ご家庭で歯の健康への意識が高まっていることを思います。

岡山県鏡野町

岡山県鏡野町では、町内の保育園・幼稚園全園の6園でキシリトールラムネ・サーバーを配布しています。
(2023年10月10日時点)

岡山県 鏡野町
山崎親男 町長 コメント
鏡野町は、住民一人ひとりが自らの健康を意識することで、活力あるまちづくりを目指しています。「お口の健康」についても、これまで、妊産婦歯科健診助成、集団健診における歯科健診の実施、高齢者の8020表彰など、町独自の取組みを積極的に行い、住民の意識向上につなげてきました。この度のキシリ トールプロジェクト参加がきっかけとなり、子どもたちやその保護者からまち全体に向け、「健康づくり」の取り組みがさらに広がっていくことを期待しています。

アワード

消費者志向経営優良事例表彰

自治体などと協力したガムの取り組みが評価
「消費者志向経営優良事例表彰」において「消費者庁長官表彰」を
受賞いたしました。

消費者庁では、消費者志向経営のさらなる普及・推進を図るため「消費者志向自主宣言」を公表し、宣言に基づいて、特に優れた取り組みを行っている企業に対し、表彰をしています。
㈱ロッテは20年以上にわたりキシリトールや噛むことの研究と啓発活動を続けています。この度は『歯科医師会や自治体と連携して「キシリトール」を配合したチューインガムを用い、「ガムはむし歯になりやすい」という概念を覆すむし歯予防に取り組んでいること』、『チューインガムを通じて「噛むこと」による口腔機能の改善を図り、介護予防・認知症予防など健康寿命の延伸を目指す取組も行っていること』が評価され、受賞となりました。
当社は今回の受賞を励みに、全社一丸となって、今後も消費者志向経営を推進し 、持続可能な社会への貢献を果たしてまいります。