香ばしい香りと豊かなコク
チョコレートの苦みや香りを大きく左右するのがカカオ。ガーナチョコレートは、チョコレートにしたときに味のバランスが良く、日本人の舌になじみ深い品種のカカオを使用しています。
カカオの苗植えから収穫、発酵、天日干し等、農家の人々の手で手間暇かけて行われています。
木に実るカカオポッドの種子にあたる部分がチョコレートの原料となるカカオ豆です。熟したカカオを収穫し、種(カカオ豆)を取り出して発酵、天日で乾燥させます。
輸出前には厳しいチェックを行っています。カカオ豆は大きさによりグレードが分かれます。最上のグレード且つ水分量や発酵状態を確認し合格した良品だけを日本に輸入し、原料として使用しています。
マイルドで甘く芳醇な香り
芳醇な香りのバニラは、チョコレートとの相性が良く欠かせない原料のひとつ。世界でも非常にポピュラーな香りであるバニラは、人の手で受粉させる必要があり、栽培にはとても手間がかかります。
果実を収穫し、キュアリングと呼ばれる工程(発酵と乾燥の繰り返し)等を経て、褐色で光沢のある、芳醇な甘い香りのバニラビーンズになります。ガーナチョコレート特有の甘い香りでおいしさを演出しています。
コクがありまろやかなミルク
ミルクのおいしさにこだわったガーナチョコレート。雄大な土地で放牧された牛から搾った、コクがあり、まろやかなミルクがチョコレートの味わいをより一層引き立てています。
ミルクはカカオの強い苦みをマイルドにし、甘くコクのある味わいにするために欠かせない存在です。