ビックリマン悪魔VS天使シリーズの物語をもう1度おさらいしよう!
【第1章】ビックリマン伝説10のストーリーとは? 悪魔VS天使シリーズ第12弾を振り返ろう!
今回発売された「ビックリマン伝説10」は、旧悪魔VS天使シリーズ第12弾にあたるシールラインナップを復刻したものである。それは今からちょうど30年前の話だ。一大ブームを巻き起こした第12弾シールについて振り返ってみよう。
天聖界の崩壊が近づき、新たな居住地「次界」を探す旅に出たヘッドロココたち。各々がパワーアップを遂げ聖戦士軍を結成、次界ロードで強敵悪魔を撃破した。ところがワンダーマリアに操られた巨魔霊ゴーストアリババが立ちはだかる。
アリババ神帝はマリアの策略にはまり、魔洗礼を経て巨魔霊と化した。天使だったアリババが、悪魔となって聖戦士軍に牙を剥いたのだ。マリアの超念魔により、操られたアリババと聖戦士軍の戦いが繰り広げられようとしていた。
アリババを傷つけまいと、攻撃をかわすだけの聖戦士軍。その攻防が続くなか、はるか上空から青い聖弾流が降り注ぎ、ゴーストアリババを撃ち抜いた。一瞬にしてアリババは消滅してしまう。聖弾流を放った創聖巡師・聖梵ミロクが飛来し、悪魔と天使に宣戦布告する。
「次界は我々が手にする」
曼聖羅から飛来した聖梵ミロクは、聖弾流を放った後、再び未層の彼方に消えていった。
次界ロードの最深部にある螺エリアで、はぐれ悪魔ヘッド・魔スターPと対峙する。古聖紐をしていながらも凶悪なパワーの魔スターPに、苦戦する聖戦士軍。その他の悪魔からも攻撃され防戦一方だった聖戦士軍を救うべく、聖核殿命を受けた野聖エルサMが登場する。源層界で聖神ナディアに仕える野聖エルサMは、因縁浅からぬ魔スターPを撃退する。
聖神ナディアからの命とは二冊の聖典を聖戦士軍に渡すことだった。一冊には螺エリアの突破方法「日出づるところの剣を持つ天使が先頭に立つべし」が書かれていた。ヤマト神帝を先頭にした陣形で螺エリアは突破できる、というものだ。そして、もう一冊には衝撃の内容が書かれていた。
「次界近づく時、聖戦士の指揮者が変わる」
それは聖戦士軍のリーダー交代を意味した。誰もが首をかしげる謎を抱えながら、舞台は次界第1エリアへ移っていく。
創聖巡師・聖梵ミロクとは何者なのか?
第三勢力・曼聖羅とは何なのか?
聖戦士軍のリーダー交代とは何を意味するのか?
そして、ついに到着した次界とは?
……激闘と謎が同居したストーリーで「ビックリマン伝説10」は構成されているのだ!