Thailand
マーケティング
タイ支社
M.O
JOB DESCRIPTION
タイでの仕事内容
タイ現地法人にてマーケティング部門の責任者をしています。マーケティングというと企業によって職務内容が異なるケースが多いですが、ロッテの場合は主にブランドを基軸とした商品開発と広告宣伝を行います。企画・開発・生産・販売といったサプライチェーン全般に渡って会社をリードし、最終的にお客様の笑顔をひとつでも多く創り上げることが使命です。コアラのマーチやトッポ等、世界的に展開するグローバルブランドを、いかに現地の方々に適した形で展開・育成していくかというグローカライゼーションを推進する旗手として、タイの地で今日も元気に働いています。
ONE DAY
1日のスケジュール
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- 7:00出社・メールチェック・電話・資料作成
- タイと日本では2時間の時差があるので、毎朝7:00に出社し、勤務時間をあわせるようにしています。勤務時間中はメンバーとのコミュニケーションに少しでも多く時間を取るために、一人で出来る仕事はこの時間にしています。日本との連絡もこの時間に済ませることが多く、離れていても密な連携がとれるよう、心掛けています。
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- 9:00アイデアブレインストーミング
- 過去の施策結果を分析したり、店頭やSNSで見つけた他社の面白い事例を共有しながら、メンバーで商品やキャンペーンのアイデアを出し合い、議論をします。私自身タイで生まれ育った身ではないので、メンバーの意見を尊重しながら、どうすれば現地の方々により受け入れられるものを創り出すことができるか、日々試行錯誤を繰り返しています。
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- 10:30広告代理店との打ち合わせ
- 現在展開中のキャンペーンの進捗を確認しつつ、オンタイムでの改善策について協議します。また、先々の施策についても早い段階で先方と商談を行い、準備を重ねます。ブランドを形づくる広告宣伝には多額の予算も伴うので、大きな責任を感じますが、自分で企画したアイデアが次々と形になる達成感も大きなやりがいの一つです。
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- 13:00商品開発会議
- 昼食(この日はガパオライスを食べました)の後は商品開発の進捗確認のためのミーティングを開催しています。研究・生産・営業・需給等、様々な部門を招いて、新商品のターゲットやコンセプト、タイムライン等を明確にしていきます。互いの考えに齟齬が生まれないよう、各部署と都度確認を重ねています。他にも設備投資を伴う新ブランドのプロジェクトリーダーを担うなど、事業活動の起点を創出することも多いです。
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- 15:00印刷会社での色校正
- コアラのマーチなどのグローバルブランドには均質化のためのブランド規定が存在しています。キャラクターはもとより、細やかなデザインの色味やパッケージの光沢感など、商品を世に出す前にはそれらを逐一チェックしています。築き上げてきたブランドイメージが損なわれることのないよう、クリエイティブディレクターやブランドキーパーとしての役割も私たちが担っています。
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- 17:00店頭視察
- スキマ時間があれば、なるべく近代流通(スーパーマーケットのような業態)・伝統流通(駄菓子屋のような個人経営店がメインの業態)双方の小売店舗を訪れるようにしています。自社商品の導入・展開状況を確認するのはもちろん、他社の新商品やプロモーションについて調べたり、『どのようなお客様が訪れているか』、『買い物カゴの中には何の商品が入れられているか』等、ショッパーの購買特性に思いを馳せながら、市場の理解を深めます。予定がない日はこのまま業務を終了!メンバーと食事に出かけたりします。
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- 18:00コアラのマーチ ブランドイベント
- この日は日本では販売していない"Black & White Koala's March"のファンイベントを行いました。基幹商品と異なり、若年層の獲得を狙った当商品は、広告宣伝においても、TikTokやTwitterなどのデジタルメディアを積極的に活用したり、新進気鋭のアーティストとのコラボ企画で話題性を創出するなど、ターゲットに合うように工夫を凝らしています。
タイはバンコク、中部、北部、東北部、南部の5つの地域に分かれます。それぞれ異なった特性を持っており、文化や言語も違います。
そんなタイは親日国としても知られています。セブンイレブンを始めとしたコンビニエンスストア業態が主要流通であることや、馴染みのある仏教徒が国民の9割以上を占める等、日本と類似した点も多いことが特徴です。
一方で、キャッシュレス決済やデリバリーサービスが非常に発達していたり、LGBTQの方々が自然に社会に受け入れられ、ビジネスシーンでも活躍している方をよく見かけるなど、近代化や多様性で日本よりも先駆けていると感じることも多いです。よく日本を『先進国』、東南アジア諸国を『後進国』と表現されることがありますが、『別の進化を辿った国』として、相違点を楽しんで過ごしています。
プライベートの過ごし方
日本と違い、わずかな人数で会社を経営しているので、メンバーは本当に家族のような存在です。駐在員・ナショナルスタッフを問わず、よく仕事終わりにご飯を食べに行ったり、休日に一緒に遊びに出かけたりします。先日は有志のメンバーでメンバーの結婚式がてら、ラオス国境付近にあるノンカーイ県に行き、観光旅行をしました。公私ともに充実した日々を過ごしています。