


学校給食をサポート
飢餓をゼロにすることを使命とする国連唯一の食料支援機関で、活動の柱の一つとなっているのが「学校給食支援」です。ロッテは、2012年から学校給食を届けるためのキャンペーンである「レッドカップキャンペーン」に参加し、国連WFP がガーナ共和国で行う、「学校給食支援」を応援しています。
Supporting
school meals

学校給食の効果

学校給食は子どもたちを飢餓から救うだけではありません。子どもたちの発育を助け、教育の機会を与え、家計を助け、暮らしを守り、途上国ではまだ低い女子の就学率を高め、やがて、自分の夢を持った若者は社会や国の発展の力になります。

活動報告

対象地区
- ガーナ北部
- 北東部
- 北西部
ガーナの学生の状況
昼食時間を自分の食費を稼ぐために充てている学生や、昼食のために家に帰らざるを得ず、毎日の課題をこなせない学生がいます。学校よりも自宅や農場などで過ごす時間が長くなることで、学習に影響が出る可能性があります。
目標1
学校給食の栄養価を向上
- 現地の小規模農家からの食材調達の推進
- 学校給食への投資促進を支援
2023年の活動概要
- FAO(国連食糧農業機関)と協力し、学校給食栄養ガイドラインを作成。これにより、栄養の標準化が確立されるとともに、全ての学校給食業者が栄養価の高い 食事を提供するための指導要領となった。
- 高評価を得ているペナンの学校給食プログラムから学ぶため、2022年には現地職員を対象に交流訪問を実施し、農業と生計の統合的な取り組み事例を視察した。この訪問で得た知見を活用し、2023年には学校給食のための学校菜園を提唱。また、小規模農家向けプログラムとの連携を積極的に進めた。
目標2
政府の管理能力改善に貢献
- 政府の食料安全保障の分析とマッピング能力を構築し、栄養に配慮した社会保護プログラムを提唱することで、政府の食料および栄養安全保障プログラムの改善を目指す
- 栄養不良の可能性が高い人々に現金支給とバウチャー配布の組み合わせによって、栄養改善の有効性を実証する
2023年の活動概要
- 政策見直し、および、現行政策に対する実施状況評価を実施
- デジタル化による学校給食の運営効率向上
支援効果
ガーナの「学校給食」普及率が2017年39%から、2022年55%に向上

