営業

幅広いグルメへの感度の高さが、
外食産業への提案力を生み出す。

2019年入社

A・S

営業本部 首都圏統括支店 東京第三支店

PROFILE

入社後、東京圏統括支店 業務用営業部 アイス業務用支店へ配属。2024年より現職。

飲食店ごとのニーズをとらえ、
ベストなアイスを提案する

現在の仕事内容について教えてください。

ロッテのアイス部門には、スーパーやコンビニに商品を提案する市販用事業とは別に、外食チェーンを対象に業務用アイスを販売する業務用事業があります。たとえばカフェやレストラン、レジャー施設などの飲食店にはさまざまなデザートメニューがありますが、そこで使われているアイスのシェアは実はロッテがトップクラスです。私が主に行っているのは、業務用食品卸店と外食チェーンに向けた、当社の業務用アイスを使用したデザートの提案活動です。たとえば居酒屋業態のようにアイスがメインではない業態に対しては、低コストな商品やオペレーションが楽な個包装のアイスを提案し、デザートが売りのカフェやファミリーレストランに対してはロッテのこだわりがつまった上質なジェラートを提案するといった風に、お客様のニーズに沿ったデザートを提案できるよう心がけています。

仕事の醍醐味・やりがいはどんなところにありますか?

「雪見だいふく」などのロングセラー商品がたくさんある市販用アイスと違い、業務用アイスは「ロッテブランド」だけでは勝負できません。そのぶん、よりシビアな営業力を試されるところが醍醐味だと思います。私が特に大切にしているのは、お客様からしっかりヒアリングしたニーズに応えることです。そのために、お客様のお店(焼肉業態や回転寿司業態など)には業務中によく立ち寄っています。実際に料理を食べたり、他のお客様の様子を見て「こんなデザートがあったら売れるんじゃないかな?」と考えたり、注文してから届くまでの時間を測って「もっとオペレーションが楽になるデザートを提案しよう」と戦略を立てたりもします。ときには競合店でも試食して外食業界の情報を収集します。そうした生の情報をお客様に提供すると、とても喜んでいただけます。おいしいものを食べるのが大好きな私にとっては、ぴったりな仕事だと感じています。

焼肉チェーン向けのアイスメニューが、
テレビで話題のヒット作に!

“ロッテノベーション”に関するご自身のエピソードをお聞かせください。

入社1年目の秋に初めて担当した焼肉チェーンとのお仕事で新たなデザートを提案したことです。最初は前任者の後を引き継ぎ、毎年春にイチゴアイスを購入いただくのみでした。しかし、あるとき「今度、新しく通年で販売するデザートを考えていて・・・」という相談を受け、「ぜひ、春季に提供しているイチゴアイスを通年で採用してください!」と提案をスタートしました。焼肉チェーンの担当者様をはじめ、社内のメニュー開発チームとも協力し、試行錯誤を繰り返して新しいデザートメニューを提案しました。粘り強く丁寧な提案の結果、通年で採用されたこのデザートは、間もなくテレビ番組で高く評価され、一躍人気メニューとなりました。この取り組みは毎年社内で行われる営業大会で、若手社員のうち2人だけが選ばれる新人賞に選出していただき、さらには焼肉チェーンの担当者様からサプライズメッセージが届きました。「A.Sさんはずるい。あんなに丁寧に提案されたら、採用するしかないです(笑)」という温かいメッセージは、今でも私のやりがいや自信につながっています。

仕事をするうえで心がけていることを教えてください。

まず、営業として最低限守らなくてはならないのは、クイックレスポンスとスピード感のある行動、そして誰に対しても丁寧に接することだと考えています。その上で私が特に心がけているのは、相手の立場に立って考え、行動することです。「この人はただロッテのアイスを売り込みたいだけだな」と思われてしまうと、お客様との信頼関係は成り立ちません。常にお客様が何を求めているのかを考え、「こんな提案をしたら喜んでもらえるのではないか」という視点から提案資料を作り込み、プレゼンテーションをしています。そしてもう一つ大切にしているのは、「相手に興味をもつこと」です。当然のことですが人にはそれぞれ個性があるので、最初から会話が弾む方ばかりではありません。それでもめげずに相手と向き合い、アプローチを続けていけば、相手の良いところがどんどん見えるようになり、積極的にコミュニケーションがとれるようになるものです。

「食べることが好き」という強みを活かし、
プロモーションにも挑戦したい

今後、チャレンジしていきたいことは何ですか?

これまで培ってきた営業の経験を活かし、いずれはプロモーションや宣伝の仕事にも挑戦したいと思っています。プロモーションに興味を持った理由は、もともと私自身が流行に敏感で、SNSなどでグルメ情報をキャッチアップするのが好きという点が挙げられます。アイスやお菓子に限らず、話題のお店は積極的に訪れ、Instagramにアップしたりしています。海外旅行に出かけたときもメインは「食べること」になりがちです。海外で流行っているグルメ情報をお客様に共有して喜ばれることも少なくありません。こうして蓄積してきた「食」に関する幅広い情報を、数々のロングセラー商品を持つロッテブランドと組み合わせ、ロッテの成長に貢献したいです。お菓子やアイスは嗜好品であり、「なくてもよいもの」と見なされることが多いですが、いつかロッテを「社会になくてはならない会社」にしていきたいです。

ロッテに入社を希望する方への
メッセージをお願いします。

私がロッテに向いていると思う方は、「食べることが好きな人」、「前向きな人」です。前者についてはお菓子やアイス、甘いものが好きではなくても、飲食自体に興味を持っているのであれば、ロッテで活躍するチャンスがあると思います。私自身も幅広いグルメ情報に興味を広げていて、それがお客様との会話の糸口になったり、提案のヒントになったりすることもよくあります。後者については、新しい仕事に挑戦するときは誰しも失敗するものですし、私もよく失敗をします。それでも、優しく寄り添ってくださる上司や先輩がいるので、失敗もポジティブに考え、みんなで一緒に成長していけるのがロッテの良さだと感じています。もちろん性別は関係ありません。育休から復帰している女性の先輩社員もたくさんいますし、会社としても育児と両立しやすい働き方を提案してくれているので、もしロッテに入社されることになっても安心してキャリアを築いていけると感じています。

1日のスケジュール

8:00

出社

8:00

内勤(メールチェック・資料作成)

12:00

昼食

13:00

重要任務のである「商談」

商談では自社商品を売る前に、お客様のニーズを聞き取ることが大切です。お客様から信頼していただくために、日々の外食リサーチ活動で仕入れた情報を提供することを心がけています。丁寧に接していくうちに信頼関係が深まり、「A.Sさんと仕事ができて良かった。担当を代わってほしくない」と言葉をいただけたときには、「がんばって良かった!」と心から思えます。

16:00

業務まとめ・明日のスケジュール確認

17:30

退社

CAREER PASS

012019年
東京圏統括支店
業務用営業部アイス業務用支店へ配属
022024年
営業本部 首都圏統括支店
東京第三支店へ異動