“工場の司令塔”
という立場から
ロッテの商品力を波及させていく。
2014年入社
H・N
狭山工場
管理部 生産管理一課
PROFILE
入社後、狭山工場管理部生産管理一課に配属し、現職に至る。
自分の裁量次第で、より良い生産計画が実現できる喜び
現在の仕事内容について教えてください。
現在は、粒ガムの生産計画を立案、それに伴うガム原材料の発注業務を並行して行い、工場全体の生産人員調整も担当としています。狭山工場では、ガムだけでなく、キャンディ、ビスケット、チョコレートなど、さまざまな製品を生産していますが、時期によっても、お客様の要望はさまざまなので、求められる商品の種類や量に合わせて、適宜、生産の調整を行うことが不可欠です。生産管理課は、工場のさまざまな部署に働きかけながら、原料の調達から生産、出荷までの一連の大きな流れを管轄する「司令塔」のような役割を担っています。
仕事の醍醐味・やりがいはどんなところにありますか?
生産管理の醍醐味は、生産計画の決定権を持ち、自身の裁量次第で効率が良く、リスクの小さい生産計画を実現することができる点にあると思います。私は、かねてからものづくりに携わりたかったことと、ロッテの商品力に魅力を感じていたことから入社を決めました。商品力があるということは、自分の関わった仕事が世の中に広く貢献できることでもあり、そうした商品に携われることにやりがいを感じています。また、ロッテはガムで創業した会社であり、狭山工場は、ロッテのガムの約8割を生産している工場ですが、幸運なことに、入社1年目から、その生産に携わってこられたことも、自身にとっては大きなやりがいです。
何より大切にしているのは、
「現場」と「コミュニケーション」
“ロッテノベーション”に関するご自身のエピソードをお聞かせください。
入社5年目に、それまで担当していた板ガムだけでなく、粒ガムも担当することになり、狭山工場で生産しているガムのほぼすべての生産計画を任せてもらうことになりました。本来は、板ガムと粒ガムの担当者は分かれているのですが、両方の生産計画を担当するという例外的な状況でした。大変なことも多くありましたが、上司や同僚にフォローして貰いながらも挑戦することが出来、非常にいい経験でした。その時の経験が、今に活きていることを日々実感します。
また、仕事内容でも触れたように、入社6年目からは、粒ガム生産計画の業務に加えて、工場全体の生産人員を調整する担当に就き、生産性向上のための業務に深く関わるようになりました。商品を生産するためには、原材料の確保が不可欠ですが、生産の要となるのは、やはり「人」です。生産現場の責任者や各部署の責任者と相談しながら、できるだけ無駄なく適材適所に人員が行き渡るよう、生産管理部内でシミュレーションを作り、それを生産現場に投げかけ、適宜すり合わせを行っています。
仕事をするうえで心がけていることを教えてください。
販売状況の変動や生産トラブルなどに臨機応変に対応しながら、理想とする生産計画をあきらめることなく、最善を尽くすことを心がけています。綿密な生産計画を立て、その実現に向けて関係部署に働きかけていくという役目を担う立場として、その一つひとつの仕事に対する責任は非常に大きいと感じています。
また、常日頃から生産現場に足を運び、コミュニケーションを図ることを大切にしています。生産現場の声に耳を傾けることで、現場に対する理解をより深めることができ、こちら側からも現場の方々に意見を求めたり、相談を持ちかけることができるようになります。ある時、生産現場にとって、厳しい生産計画を組まざるを得ない状況になってしまったことがありました。謝りに行くと、「考えに考えてだめだったんだろう?君がそこまで言うならやるよ」と言って引き受けてくれた時は、すごく嬉しかったですし、ありがたかったですね。お互いの立場を理解し合い、円滑に仕事を進めていくためにも、普段から現場でのコミュニケーションは大切にしています。
ロッテには、支えられながら、
チャレンジできる環境がある
今後、チャレンジしていきたいことは何ですか?
これまで担当してきたガム以外にも、ビスケットやチョコレート、アイスなど、ロッテが展開しているさまざまな商品ラインナップの生産管理に関わっていくことができたらいいなと思っています。工場が変われば、生産管理のあり方も変わりますし、商品によって求められることが違うと思うので、そういったことを広く経験していけたら本望ですね。
1日のスケジュール
- 8:00
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出社
- 8:30
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毎日の仕事は、生産現場の確認からスタート
出社して一番に行うのが、生産現場の確認。工場は、一部の祝祭日を除いて、三交代勤務で24時間稼働しているため、まず現場へ足を運び、前日の生産状況の確認を行います。デスクにいても、ある程度の生産状況を把握することはできますが、よりリアルなアップデート情報を得られるのは、やはり現場です。各部署のスタッフたちとのコミュニケーションを図り、より詳細な“生の声”を聞くことで、生産現場の現状をより深く把握することができます。
- 11:00
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打ち合わせ
- 13:00
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生産計画変更・分析
- 15:00
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打ち合わせ
- 16:00
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原材料発注
- 17:30
-
帰宅
CAREER PASS
キャリアパス
- 012014年4月
- 狭山工場 管理部生産管理一課