アイス売場全体の
プロデュースがミッション。
売場に限りがあるからこそ
信頼関係を大切に。
2016年入社
T・S
営業本部 東京圏統括支店
アイス第二支店
PROFILE
入社後、ロッテアイス 営業統括部 首都圏統括支店 販売二課に配属。2018年4月より現職。
他社商品を含めた
アイス売場全体のプロデュース
現在の仕事内容について教えてください。
全国チェーンのドラッグストアやスーパーマーケットなどの小売店に、市販向けアイスの販売を行っています。毎月の新商品やセールの提案に加え、半期に一度プレゼンテーションも実施しています。プレゼンでは向こう半年間売上のベースとなる採用商品を決定します。その際鍵になってくるのが、日々の店頭視察や得意先との商談の中で収集した「得意先が抱えている課題」です。これらの情報に対して、ロッテ商品で解決できる方法を提案する。私たちはこれを「ソリューション(課題解決)型営業」と呼んでいて、とても大切にしています。特にアイスは他の菓子類とは違い、売場が冷凍庫の中に限られます。必然的に取り扱える商品数も限定されるので、ただ闇雲にロッテ商品だけをプッシュすることは、誠実さに欠けますよね。他社商品も含めたラインナップのバランスを見ながら、得意先のアイス売場全体をプロデュースすることが必要だと考えています。
仕事の醍醐味・やりがいはどんなところにありますか?
一番嬉しいのは、自分が提案した商品を、実際にお客様が手に取る瞬間を目にした時です。私たちは店頭視察に伺う機会も多いので、そういったシーンに出くわすことも、他の部署に比べて多いはず。これは営業職ならではの醍醐味ですね。また得意先からの信頼を感じた時も、やりがいを感じます。「ソリューション型営業」を積み重ねた結果、ある時バイヤーから「アイスはあなたに任せるからね」と言っていただいたことがありました。とても嬉しかったですね。これまでの努力が報われた気がしたと同時に、今後に向けても強くモチベーションを掻き立てられました。
目先の売上ではなく
中長期的な目線で売上を伸ばす
“ロッテノベーション”に関するご自身のエピソードをお聞かせください。
先ほどから「アイス売場全体の売上を考える」とお伝えしていますが、実は始めからそれができていたわけではありません。私も入社したての頃は、自社の商品ばかりを提案してしまっていました。入社3年目、ある企業を先輩から引き継いだのですが、ちょうど先方のバイヤーと卸の担当者も一斉変更になったことがありました。新しいバイヤーは食品を担当するのが初めてということもあり、全員勝手がわからない状態。しかも私の前任である先輩は、長年アイスのカテゴリーリーダーを任されていました。正直、かなりプレッシャーを感じました。今までの営業スタイルでは通用しない。どうすればこれまでの実績を守ることができるのか。必死に考え抜き、そこで初めて、アイス売場全体の売上を伸ばすという発想にシフトしていきました。そしてその先、中長期的にロッテの売上も伸ばしていこう、と。先輩や上司にアドバイスをもらいながら誠実な提案に努め、最終的には得意先とロッテ双方の売上を伸ばすことができました。その後も継続的に実績が伴ったことから、数あるアイスメーカーの中で私がカテゴリーリーダーを任せていただいています。当時大きなプレッシャーの下で考え抜いた経験が、今の営業方針の根底にあります。
仕事をする上で心がけていることを教えてください。
売場に限りのあるアイスの営業では、得意先との信頼関係が何よりも大切だと考えています。そのために、提案内容から日々のコミュニケーションまで、常に誠実であり続けることを心がけています。ロッテ目線になり過ぎず、あくまでアイス売場全体を活性化させることを考える。極端な話、たとえロッテの商品であったとしても、得意先の客層や方針に沿わないと思ったのであれば、「これはやめておきましょう」と言える勇気が必要だと思います。バイヤーのみなさんも常日頃頭を悩ませていますので、そういった時に、一番に相談していただけるような存在でありたいですね。
データ分析の立場から
営業の手助けをしたい
今後、チャレンジしていきたいことは何ですか?
まずは、知識の幅を広げたいです。自社商品に限らず、アイス全般に関する知識は必要不可欠です。他社商品を購入して実際に食べることも勉強になります。加えて、市場のさまざまなデータに興味・関心を持つことも大切です。得意先の売上に貢献する方法に正解はありません。そんな中、多くのデータが私たち営業の武器となります。実際に私自身、数多くの企業や市場のデータを集め、分析し、提案に役立ててきました。そういった経験の中で気づいたのですが、どうやら私は、データ分析が嫌いではないみたいです。最近はそんな自分の特性を踏まえ、もっとデータ分析に注力してみたいとも感じています。とはいえお客様との距離が一番近い営業の仕事は続けたいので、分析を通じて営業をサポートしていくような、そんな業務にチャレンジしていきたいですね。
1日のスケジュール
- 9:00
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出社
- 10:00
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商談資料作成
- 13:00
-
外出・移動
- 14:00
-
「商談」は営業活動の基本になります。
得意先と直接お話しができる商談は非常に貴重な時間です。課題は何かを一緒に考えていけるようなコミュニケーションを心掛けています。また商談後には、必ず2店舗以上視察に伺い、お客様の購買行動を観察します。店頭には提案のヒントが眠っていて、多くの気づきを与えてくれます。
- 15:00
-
店舗巡回
- 18:00
-
退社
CAREER PASS
キャリアパス
- 012016年4月
- 首都圏統括支店
販売二課へ配属
- 022018年4月
- 東京圏統括支店
営業部アイス第二支店へ異動